見積りのお申し込みから外壁塗装工事の流れについてご紹介しております。
①まずはお見積り依頼
お見積りは無料ですので、こちらのフォームより必要事項を記入して送信してください。
職人がお見積りにお伺い致し、お見積書を提出します。
お見積り内容にご納得頂きましたら塗装工事をご発注ください。
②ご近所様へのご挨拶
外壁工事のご発注をいただけましたら、足場を組む際や高圧洗浄時に騒音が発生しますので、必ずご近所様への挨拶を行います。アパート等の共同住宅の場合は、ご入居者様への挨拶を一軒一軒行います。
③足場組
職人が安心して塗装に集中できるようしっかりと足場を組みます。
④養生
玄関周りやサッシ周りだけでなく、車やバイク、自転車等がある場合には、塗料が飛び散らないようにしっかりカバーを行います。
⑤下地処理
下地処理は、塗装をする前に外壁や屋根の塗装面の状態を整える作業です。この作業は、仕上がりの美観を左右するだけではなく、耐久年数にも関わってくる重要な作業です。そのため、この地味な作業こそが一番重要なパートと言えます。ここで手を抜くと塗装完了後1~3年で剥がれてくるような初期不良が起きる可能性もあります。
⑤-1. 高圧洗浄
これに手を抜くとしっかりとした塗装ができなくなります。長年の汚れを高圧洗浄でしっかり落とすことで塗装の乗りもよくなります。
⑤-2. ケレン
主に鉄部をヤスリで擦り、汚れやサビを落とし塗料の付着をよくするための作業です。鉄部は塗料の付着が悪いので、ケレンが不十分なまま塗装をすると、塗装後2~3年で剥がれてくることがあるので十分な処理が必要です。
⑤-3. クラック等の補修(補修すべき場合)
地震等でクラックが入っている物件も多くあります。このまま塗装してしまうと水が入り壁の内側の腐食の原因となります。きちんとコーキングを行い、外から水が入ってこないように処理を致します。
⑥3度塗り
⑥-1. 下塗り
下塗り塗装は、外壁材や屋根材などの塗装面に一番最初に塗る塗料です。下塗り塗料は、中・上塗りの密着性を良くするために、塗装面を整えるための作業です。塗料としてはプライマーとシーラー、フィラーがあります。
⑥-2. 中塗り
基本的に中塗りと上塗りで塗るのはどちらも上塗り用塗料なのです。便宜上、一回目の上塗りを中塗り、二回目の上塗りを上塗りと言います。
⑥-3. 上塗り
塗装の仕上げである中塗りと上塗りは、人が作業を行うため色ムラが出ますので、中塗りで使用した塗料で二度塗りが行われています。
⑦縁切り(タスペーサー)
縁切りとは薄型化粧スレート屋根(スレート瓦)、商品名で言うとカラーベストやコロニアルの屋根の塗り替え時に必要な作業です。
カッターによる縁切り、タスペーサーによる縁切りいずれにしても屋根と屋根の間に隙間を作る作業だと思っていただけるといいでしょう。
屋根と屋根の間に隙間を作ると雨漏りしてしまうのでは?と思う方も多いかもしれません。しかし、逆にこの作業をしないと雨漏り発生の原因となり得るのです。
ここでは縁切り作業は塗装後と紹介しておりますが、塗装中に行う場合もございます。いずれも正しく、縁切り作業を行なっているか否かが重要です。
縁切りの目的は2つあります。
- 雨漏り防止
雨水は・強風時・大雨など想定外の雨が降ったときには構造上屋根材の下にも入り込むものです。ですから入った雨水をどうやって排出するかが重要です。縁切りが必要な薄型化粧スレートの屋根材は表面に溝があり、この溝は屋根材の下に雨水が侵入した際に排出します。しかし屋根塗装をすることでこの溝を塗料でふさいでしまうことがあり、そうすると雨水の逃げ場がなくなるので屋根下地の腐食、ひいては雨漏りに繋がるのです。 - 内部結露の防止
結露は物質の内側(建物内部)と外側(屋根の外側)の気温差が生じた際に発生します。建物内の暖かい空気は上昇する性質があり、天井を通して屋根裏まで上昇します。一方屋根の外側は日中は熱さにさらされますが、それ以外の時間は寒さにさらされています。以上、屋根の内側が温まり、屋根外側が冷えることで結露が発生します。縁切りで屋根に隙間を作らないと屋根裏で内部結露した水分がたまってしまい、中の断熱材や木材を腐らせてしまうのです。
⑧終了
じっくりとご確認くださいませ。お支払いは現金もしくはお振込にてお願い致します。